アラフィフ女子のゆるやかな日々

ゆるやかにいろいろなボーダーを越えていきたいアラフィフ主婦のblog

続・アラフィフさんの甘酒作り

引き続き絶賛花粉症です。

いつもの薬が効いているのか、飲み始めた甘酒が腸内環境をよくしてくれているのか、ここのところくしゃみ鼻水はすっかり止まって鼻の方はかなりラク

しっかし今年は目の痒みが半端ない。何故?なんでも今年の花粉はいきなりピークの量が飛び始めたんだとか。そのせいだかなんだか知らないけど、とにかく目がやばい。痒みだけならまだしも、まぶたが腫れて目の周りはかぶれて真っ赤に!上の子には『え?なんか殴られたみたいじゃん!それで外出ない方がいいわ。』などと言われ、いや、ある意味花粉に殴られてるようなもんだよ、これ。

もうこうなってくると外側から出来る事なんて限られていて、とにかく目薬とかぶれを抑えてくれるクリームつけるくらいしかできない。悲しい。毎日ほぼスッピンで出勤です。。。

先週炊飯器で作ってみた甘酒ですが、1日200mlをおおまかな目安として、朝ご飯の前と仕事から帰ってきてカフェオレを飲む前の1日2回飲んで、1週間で飲みきりました。たくさん出来ちゃったなーと思っていたのですが、意外と適量だったみたい。まだあからさまな効果は出てないんだけど、なんだか寝つきが良くなって眠りが深くなった気がします。

前回の甘酒作りのときに思ったことがいくつかあります。確かに炊飯器で作れるのは楽なんだけど、炊飯器を8時間拘束しなくてはならないのちょっと厳しいなと。それとおかゆから作った場合、おかゆを適温まで冷ますのにかなりお水を入れてしまったせいで、若干薄まった感じになってしまったこと。おかゆを普通に冷ませばいいんだけど、それだと更に時間がかかるし。この点を改良すべくネットで色々調べてみると炊飯器の代わりにスープジャーで作る方法とおかゆの代わりに冷やご飯を使う方法、また麹のみで作る方法がありました。

スープジャーなら毎日使わないし、麹のみなら更に手軽。早速この方法で再び甘酒を作ってみました。

用意するものはスープジャーと温度計、乾燥麹200gとお湯(お湯の量は麹に対し1.2倍)、お鍋またはボール。

準備として乾燥麹をほぐしておきます。寒い時期ならお湯は多めに沸かしてスープジャーを温めておくと麹を入れたときに冷めにくくなります。ボールやお鍋に麹を入れ65℃まで冷ましたお湯を入れてよく混ぜます。この時点で麹の温度が60℃以下になっていたら65℃くらいになるように温めてください。これをスープジャーに移し蓋をして、冷めないようににタオルで巻くなどします。

4時間後一度よくかき回し麹の温度を測ります。ここでまた温度が50℃以下になっていたら再び65℃くらいになるように温めてなおし、更に4時間保温します。

麹が発酵する適温は50℃から60℃。50℃以下だと発酵しないし、70℃以上で死滅してしまうようなので、だいたいこのくらいの温度を保てるようにします。スープジャーだとどうしても少しずつ冷めていってしまうので最初は少し高めの65℃くらいで。

食べてみてしっかりとした甘味があり、芯が残っていなければ出来上がり。

f:id:lilyhaslove:20210302205720j:imageおかゆを使っていないので前回と比べ粘度が高く甘味の強い甘酒ができました。ヨーグルトに混ぜたり甘味料代わりに使うならこちらの方が使いやすいかも。

今回350mlのスープジャーを使用したのですが、今回の量だと、大さじ2杯分くらい入りきらない感じです。(入りきらなかった分はそのままわたしのお腹の中へ)

お好みで作り方を変えてみるといいかもしれません。わたしはしばらくこの方法でやってみようと思います。

にほんブログ村登録しました。下のバナーをポチしていただけたら嬉しいです!

 

サーモス 真空断熱スープジャー 400ml ホワイト JBR-400 WH

サーモス 真空断熱スープジャー 400ml ホワイト JBR-400 WH

  • 発売日: 2020/09/01
  • メディア: ホーム&キッチン
 

 

 

腸内フローラ整えたいアラフィフのはじめての甘酒作り

乾燥と花粉。1年で最も苦手な時期がやってきました。。。

なんとかしなくてはと最近流行りの腸内フローラを整えてくれるサプリを検索してみるも、種類が多すぎてどれが本当に自分に合ったサプリなのか探すのも結構大変で。

そんな時、最近腸活の為に麹と発酵フードメーカーで塩麹や甘酒作りをはじめた友だちのInstagramを見てびっくり!腸活を始めた頃に比べて明らかに短期間で綺麗になっていました。同時にファスティングもはじめたせいか顎のラインがスッキリ、肌はワントーン上がってツヤツヤに。麹のチカラ凄い!良さげなことはなんでも真似してみたいわたし。ファスティングは体調の良い時にするとして、麹を使った腸活ならすぐに出来そうだし早速以前から気になっていた甘酒を作ってみることにしました。

甘酒はどうやら飲む点滴と言われるほど、栄養価が高いらしい!

発酵フードメーカーや温度調節が出来るヨーグルトメーカーがあれは簡単に出来るようなのですが、温度計があれば炊飯器で作ることも可能。うちはヨーグルトメーカーは温度調節が出来ないので温度計を使用して炊飯器で。温度計は100均でも購入可能です。

作り方はとっても簡単。まず炊飯器でお米1合分のお粥を炊く。お粥の温度を50〜60度になるようにする(水や氷を足しても大丈夫です)。麹200gを足し50〜60度を保ったまま8〜10時間炊飯器で保温する。(この時炊飯器の蓋は閉めず布巾などを被せておく)以上!麹は近所のスーパーで売っている乾燥麹を使いました。

f:id:lilyhaslove:20210221194627j:image

結構な量が出来た。(・・;)保存は冷蔵庫で1週間から10日ほど。冷凍保存も出来るようです。

出来上がった甘酒はそのままそのまま飲むのはもちろん、砂糖の代わりにヨーグルトやお料理に使ったり、お味噌の入れてもいいみたい。私はつぶつぶが気になったのでこの後フープロで滑らかにしました。

1週間後、1ヶ月後、効果が出てるといいな。体調の変化が感じられたらまたこちらでご報告いたします。

にほんブログ村登録してみました。よろしければ下のバナーをポチしていただけると嬉しいです!

フードメーカーなら少量から作れるのかな?あったら便利ですよねー。

横浜美術館

先日お休みをとって横浜美術館へ行ってきました。

横浜美術館は来月から改装工事で約2年間休館となる為、閉館前最後の展覧会です。

yokohama.art.museum

一つは横浜美術館愛知県美術館富山県美術館のコレクションを集めて『トライアローグ展』。3館がそれぞれ誇るコレクションの中から厳選した作品の展示とあってかなり見応えがある展示でした。

余談ですが、わたしが絵画や美術品の鑑賞を好きになるきっかけを作ってくれたのは母。絵を観るのも描くのも好きな母はわたしが小さい頃からよくあちこち展覧会へ連れて行ってくれました。そんな訳で子どもの頃からありがたいことにたくさんの絵画を観る機会に恵まれてきました。

このような展覧会だと一度にたくさんの作家の作品を観ることができ、それぞれの技法や作風の違いを感じることが出来たのですが、今回わたしが感じたのは子どもの頃から好きな画風はあまり変わらないということ。パウル・クレールネ・マグリットアンリ・マティスの画風はやはり変わらずに好きだと再確認し久しぶりに好きな絵を眺める喜びを味わえました。

そして初めて観たカラフルなアンディ・ウォールの『マリリン』はもうTHE KING OF POP!って感じで本当にその時代の空気感のようなものが伝わってきて素直にカッコ良かった!その時代を反映したアートは本当に面白いなと感じました。

そういった意味でも同時開催されていた横浜美術館コレクション展『ヨコハマ・ポリフォニー』も横浜にゆかりのある作家とその時代を反映させた作品展。西洋美術の影響を色濃く反映した時代から戦後・高度成長期60年代までの展示で、それぞれの時代を反映した作品展。中でもわたしが気になったのが佐藤亜土。60年代からパリで活動し、多くのリトグラフシルクスクリーンの作品を残しているようなのですが今回展示されていたのは版画集『巴里』から数展ほど。あまりにも素敵だったのでミュージアムショップで作品集やポストカードを探してみたのですが見つけることは出来ませんでした。ネットでも検索してみたのですかあまり彼に関する情報は多くのはなかったのですが、どうやら去年の横浜美術館コレクション展ではより多くの作品が展示されていたみたい。機会があったら是非もっと多く彼の作品を見てみたいと思ったのでした。

ブログ村登録してみました。よろしければ下のバナーをポチしていただけると嬉しいです!

きれいだねって言われたい

遠野遥さんの『改良』を読みました。

遠野さんといえば昨年2作目の『破局』で芥川賞を受賞され、お父様であるBUCK-TICK櫻井敦司さんとの対談でも話題となりました。

破局』は遠野さんの1作目の作品で文藝賞を受賞されています。わたしがこの本を読んでみようと思ったのは「女装」が作品のベースとなっていたから。届いてから一気に読み進め、思わず頭を抱えてしまった衝撃的なラストまで、かなりの感情をえぐられるわたし的問題作でした。

主人公の私(男性)はコールセンターでアルバイトをするハタチの大学生。小学生の時に同じスイミングクラブに通う同級生にフェラチオを強制されるという衝撃的な体験をするも、ジェンダーを覆されることもなく、女性に対して欲情し日常的にデリヘルを利用し性欲を満たしている。

主人公がなぜ女装を始めたかは描かれてはいない。主人公はただ本物の女性に近づくため、より女性らしく見えるウィッグや自分の体型に合う婦人服を購入し、誰にも教わることなく自然に見えるメイクや女性らしい仕草を研究し習得していく。

最初は深夜の散歩やコンビニまでだった女装した主人公の行動範囲はさらに昼間の街へと広がり始める。街ですれ違う人が彼をちらりと見ても、それは女性にしては背が高いせいで見られているだけで自分は男性だとばれてはいないと思い始める。

やがて彼は女装して出歩くことだけでは飽き足らず、他人に自分の美しさに対して認めてもらいたいと思うようになり、また女装した自分と美しい女性をことあるごとに比べてしまう主人公。美しい顔や体を持つものに対しての嫉妬。

わたしは主人公のこの自己満足では飽き足らない欲の深さに激しく共感しました。

日々張りや潤いを失っていく肌や体をなんと食い止めるために化粧水や美容液を塗り込み、3万円以上もする美顔器を買おうか本気で悩み、ちょっとでもまともに見えるように髪型を変えてみたりネイルをしてみたり。作品の中で自称25歳のデリヘル嬢のカオリが自分の美しさのピークを過ぎてこの先どんどん老いていくことに対して「こんな恐ろしことに耐えて生きていかなきゃならないなんて、頭がおかしくなりそう」と言っていますが、まさにそれを現実として生きているわたし。恐ろしいことにそれでもまだ少しでもきれいになれるものならなりたいし、願わくばきれいだねって言ってもらいたい。

物語の後半、美しく女装した自分の姿を認めてもらいたいという主人公の行動は良からぬ方へと向かい、とんでもなく理不尽な目に遭い物語は突然に終わってしまいます。

男性の気を惹きたい訳でもなく、女性になりたい訳でもない、ただ美しい自分でありたいと願う主人公にはただただ共感するしかないし、主人公のバイト仲間である、自称ブスのつくねが「自分の意思だと思ってやっていたことが、実は自分がブスだったからによってやらざるを得なかったことなんじゃないか、つまりは私が本当にやりたかったことじゃなかった、そんな気がする」っていう、美しくないから自分を偽らなきゃいけないって感覚、すごくよく判る。

それにしても美しさの基準て一体なんなのだろうか?一体わたしはいつまで執着していくのか?

美しさとは本当に奥深く罪深いものだとこの作品を読んで改めて思ったのでした。

 

改良

改良

 

 

クロスステッチに夢中!

ソーイングビーを見始めてからというものお裁縫をやってみたくて仕方ないうちの旦那さん。ただ裁縫も何も中学生以来針も糸も持ったことがないのでいきなり何かを作るのはハードルが高過ぎる。という事で目をつけたのがクロスステッチ刺繍です。

クロスステッチ刺繍とは

読んで字のごとく✖︎バツ印を布の目に合わせて縫っていき模様を作っていく刺繍のこと。

やると決めたら即行動。さっそくインターネットでクロスステッチに必要なものが一式揃ったものをババン!と購入し、図柄はこれまたインターネットで公開されているものをダウンロード。

チクチク縫い始めること数時間でくまのジャッキーとマリオを完成させた旦那。f:id:lilyhaslove:20210213082628j:image

めちゃ可愛い!これはもう自分でもやってみるしかない!と、わたしと下の子も早速始めてみました。ちなみに下の子は去年から学校で家庭科が始まったばかりなのですが、子どもに針の扱いを慣れさせるのに最適です。一つ出来るともう一つ作ってみたくなる。あっと言う間にクロスステッチの虜に。

仕事から戻ってきてコーヒーの飲みながら夕飯の支度までのあいだにチクチク。お風呂も終えて寝るまでのあいだにもチクチク。f:id:lilyhaslove:20210213082739j:image

ひたすら針を刺し続けて上手に出来たときの喜び!

今はクロスステッチ用の布に練習していますが、いつかはトレーナーやTシャツ、セーターなんかにワンポイントとして刺繍してみたい。包みボタンや缶バッチにしても可愛い!

わたしたちがクロスステッチに夢中になっていると知って裁縫好きの友だちが大図まことさんの図案集を貸してくれました。8bit感がなんとも洒落乙です!f:id:lilyhaslove:20210213082821j:image

暇さえあれば何時間だってやっていたいのですが、老眼を酷使するのでほどほどにやらないとね、と思いつつ今日もチクチクしています。

 

色々ありますが私はぼちぼち元気です

1月の終わり頃から仕事が忙しくなりました。2月に入ってからは仕事以外で色々とあり。。。来年の2月に去年はこんな事があったのね、と思い出せるように忘れないうちにざっくり記録を残しておこうと思います。

2月某日、平日にお休みをした翌日、朝会社に行くと体調不良でしばらくお休みをしていたわたしの上席(チームリーダー)がPCR検査を受けたと報告がありました。わたしの周りでも家族や知人が濃厚接触者になり検査を受けたという話をちらほら聞いていたので、正直とうとう来たかと言う感じ。検査の結果によっては今後の勤務形態や業務について変更があるので追って報告という感じだったのですが、その日のうちに陰性だったと報告がありほっとしたのと同時に一体いつまでこんな日が続くんだろうと考えて気が滅入ってしまった。

車を車検に出しました。去年から上の子が車を使うようになったのと、以前からブレーキの効きがあまり良くないのが気になっていたので今回の車検はディーラーでお願いすることに。翌日見積もりを聞いてびっくり!最低でも54万円もかかると。。。うちの車は中古で50万円で買ったので買値よりも高い。。。そもそもが20年前の古い型の車。購入して約6年。ちゃんと整備してこなかったわたしたちが悪い。買い替えたい気持ちもあるけど、何より気に入って購入したし愛着もある。今回は大人しく車検をお願いすることに。それにしても50万の出費は痛い。

が!しかしその夜、50万も吹っ飛ぶ出来事が。。。

いつもの如く晩ご飯になっても帰ってくる気配のない上の子。コロナ禍でなければ放っておくのだけど10時近くになっても連絡もなくメールしても返信どころか既読にもならない。全くどこで何しているのやらと思っていると玄関のチャイムが。旦那がドアを開けると何やら騒がしい。バタバタと洗面所へ向かう足音と慌てている様子の旦那。異変を感じとった下の子は即座に「おやすみなさーい」と言って自分の部屋へと避難。へ?と状況を掴めないわたしの前に現れたのはベロンベロンに酔っ払って裸で歩き回る上の子と服を着せようと後を付いて回る旦那。どうやら友だちの家でお酒を飲んできたらしい。ようやく自体を飲み込んだわたし。今年成人を迎えるとはいえ誕生日的に言えばまた未成年。一瞬頭にカーーーッと血が昇ってガツンと言ってやりたかったけど、「かなり酔っているからきっと言ったところで何にも覚えてないよ」と旦那に言われ意気消沈。それにお誕生日過ぎたらお酒飲んで帰ってくることも当たり前になるんだなと思ったらそんなに叱ることでもないような気もするし、ぶっちゃけわたしも10代からライブハウスやクラブに遊びに行ってガッツリ未成年飲酒していたので、正直子どものことを強く叱れない。

翌日本人に前日の失態のことを話すと、全く覚えてないと…まったくもー。一体どれだけ飲んだのかそれすら思い出せないらしく、急性アルコール中毒とかにならなくて本当によかった。本人も誕生日までは絶対に飲まないと本当に反省しておりました。(当たり前だけど)

まだ中旬に差し掛かったばかりなのになかなかに濃い2月だけど、残り日々平穏無事に過ごせますように。