アラフィフ女子のゆるやかな日々

ゆるやかにいろいろなボーダーを越えていきたいアラフィフ主婦のblog

横浜美術館

先日お休みをとって横浜美術館へ行ってきました。

横浜美術館は来月から改装工事で約2年間休館となる為、閉館前最後の展覧会です。

yokohama.art.museum

一つは横浜美術館愛知県美術館富山県美術館のコレクションを集めて『トライアローグ展』。3館がそれぞれ誇るコレクションの中から厳選した作品の展示とあってかなり見応えがある展示でした。

余談ですが、わたしが絵画や美術品の鑑賞を好きになるきっかけを作ってくれたのは母。絵を観るのも描くのも好きな母はわたしが小さい頃からよくあちこち展覧会へ連れて行ってくれました。そんな訳で子どもの頃からありがたいことにたくさんの絵画を観る機会に恵まれてきました。

このような展覧会だと一度にたくさんの作家の作品を観ることができ、それぞれの技法や作風の違いを感じることが出来たのですが、今回わたしが感じたのは子どもの頃から好きな画風はあまり変わらないということ。パウル・クレールネ・マグリットアンリ・マティスの画風はやはり変わらずに好きだと再確認し久しぶりに好きな絵を眺める喜びを味わえました。

そして初めて観たカラフルなアンディ・ウォールの『マリリン』はもうTHE KING OF POP!って感じで本当にその時代の空気感のようなものが伝わってきて素直にカッコ良かった!その時代を反映したアートは本当に面白いなと感じました。

そういった意味でも同時開催されていた横浜美術館コレクション展『ヨコハマ・ポリフォニー』も横浜にゆかりのある作家とその時代を反映させた作品展。西洋美術の影響を色濃く反映した時代から戦後・高度成長期60年代までの展示で、それぞれの時代を反映した作品展。中でもわたしが気になったのが佐藤亜土。60年代からパリで活動し、多くのリトグラフシルクスクリーンの作品を残しているようなのですが今回展示されていたのは版画集『巴里』から数展ほど。あまりにも素敵だったのでミュージアムショップで作品集やポストカードを探してみたのですが見つけることは出来ませんでした。ネットでも検索してみたのですかあまり彼に関する情報は多くのはなかったのですが、どうやら去年の横浜美術館コレクション展ではより多くの作品が展示されていたみたい。機会があったら是非もっと多く彼の作品を見てみたいと思ったのでした。

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