川瀬巴水展へ行ってきました。
生憎の雨でしたが、日曜日に平塚美術館へ『川瀬巴水展』を観に行ってきました。
www.city.hiratsuka.kanagawa.jp
川瀬巴水は大正から昭和にかけて活躍し、歌川広重や葛飾北斎と並ぶ日本を代表する版画家。情緒あふれる風景画は海外でもかなり人気があり、多くの作品の中でみられる独特の青色は巴水ブルーと呼ばれているそうです。
川瀬巴水の作品の特徴はなんといっても風情があってモダンな構図、そして色の美しさではないでしょうか。空の青、木々の緑、神社や仏閣の赤、それらに光と影、雪や雨、夕闇や宵闇などが折り重なり一つの風景を作りあげています。
展示会では一部写真撮影可能でした。
鎌倉八幡と増上寺。今とほとんど変わらない風景に感動。
元箱根見南山荘(現:山のホテル)風景(わたしが写り込んじゃってます。。。すみません。)
展示作品は全体的に川瀬巴水ならではの青が独特な風景画がメインですが、雑誌の表紙絵や挿絵、絵葉書、カレンダーなども幅広く展示されていてとても見ごたえのある展示でした。
図録は残念ながらわたしが行った時には既に売り切れ。しかしわたしより先に訪れていた母がしっかり購入しておりました!母よありがとう!
なかなか出掛けづらいご時世ですが、しっかり目と心の保養ができました。