夏帆― The Tale of KAHO ―
今日は仕事が午後休だったので、帰りに書店へ立ち寄り、さっそく購入してきました。
大好きな作家、村上春樹さんの新刊『夏帆 ― The Tale of KAHO ―』。
家に帰るまで待ちきれず、駅のホームで電車を待ちながら読み始めてしまいました。
午後からは病院へ薬をもらいに行く予定だったので、診察の待ち時間ももちろん読書。気づけば第二章まで一気に読み進めていました。
ここ最近は編み物に夢中になっていましたが、今日からしばらくは編み物の手を少し休めて、物語の世界に浸る日々になりそうです。
可愛いステッカーがついてきました。
手紙を2通買いました
先日、横浜のBUNTAIへバスケットボールの試合を観に行った帰りに、関内の駅前に新しく出来た商業施設内の有隣堂へ寄りました。
初めて立ち寄る本屋さんてなぜかとてもワクワクしますよね。
とりあえず今ハマっている編み物の本の棚を物色。その後は雑誌や小説などを見ながら店内を周っていると、沢山の手紙が置かれた棚がありました。
1通¥220
高いのか安いのか?
そんなことより中身が気になって仕方なくなり、娘と1通づつ買ってしまいました。

中身は便箋4枚ほどの小説が入っているのですが、こうゆうコンセプト、すごく面白くて大好きです。
BOOKSOUNDS『何者からかの手紙』
補聴器と音楽
つい先日、母のお供で元交響楽団の方たちによるサロンコンサートへ行ってきました。
普段あまりクラッシック音楽に馴染みのないわたしでも、ベートーヴェンの「悲愴」やチャイコフスキーの「白鳥の湖」、エルガーの「威風堂々」など、知っている曲もあってわたしはとても楽しめたのですが、母に感想を聞いてみたところ「全然ダメだったわ」と返事が帰ってきました。
どうやら母は使用している補聴器でどれだけ音が聞き取れるか試しにこの日のコンサートにきてみたけれど、ノイズが酷くてバイオリンなどの高音が全く聞こえないし、外したら外したてでやはりほぼ聞こえなかったと、とてもがっかりしていました。
普段テレビの音は普通に聞こえているようなので、そんなことあるの?と調べてみると、補聴器は普段の会話を聞き取りやすくするために、高音や大きい音を抑える機能のせいで、音がしゃりしゃりしたり雑音のように聞こえてしまうのだそうです。
昔から音楽が大好きだった母にとってはやはりショックだったようです。
補聴器によっては高音を聴き取りやすくしたり音楽モードにできるものもあるようなので、一度メンテナンスの時にでも確認してみようと思っています。また座る位置をより中央の後ろ側にすることで補聴器の聞こえも変わってくるようなので、もし次の機会があればそうしてあげようとおもいます。
実をいうとわたしも今年受けた健康診断の聴力検査で初めて引っかかりました。通勤の時についつい音を大きくして音楽を聞いてしまうので加齢のせいとはいえ、普段から少し気をつけないといけないなと反省しました。
OUR OASIS WILL LIVE FOREVER
oasisのLiveに行って来ました。

16年間みんなが待ち望んでいた再結成、そしてチケット当選した日から約1年。
この日の為にセットリストをチェックして出来るだけ多くの曲を彼らと歌えるように一緒懸命歌詞を覚え、同時にまた彼らが喧嘩してLiveがキャンセルにならないことを祈った。
小雨の降るなか向かった東京ドームにはすでにたくさんの人。おそらく初めてoasisのLiveに足を運ぶであろう若い人たちに混じり、わたしと同い年くらいの人も大勢いて、『あぁoasisの再結成を心待ちにしていたのは本当にわたしだけじゃなかったんだ、、、』と実感。
オープニングの「Fuckin in the Bushes」が始まり繋いだ手をお互い掲げながら登場したノエルとリアム。いっそう大きくなる歓声。みんなこの時をずっとずっと待っていた。
『oasis vibes in the area!』
泣いたよね。
16年間一緒に活動していなかったなんて嘘みたい。全くブランクを感じさせないこれぞoasisってナンバーが続く。

『アリガト!』
一曲歌い終わる度にリアムが言った。いやこちらこそノエルと仲直りしてくれて本当にありがとう。そしてoasis再結成してくれて本当にありがとう。また日本でLiveしてくれて本当にありがとう。
最初から最後まで全てが最高だった。2階席から眺める風景は本当に美しく、 会場全体がずっと嬉しさに溢れていた。
こんなにも胸が熱くなるLiveなかなかないんじゃないかな。1週間たっても今だに余韻が抜けない。

OUR OASIS WILL LIVE FOREVER
***
余談ですが、今回1階のS席と2階のA席を申し込んで当選したのは2階のA席。2階でもoasisを拝めることは変わりなし。でも少しでも前の方がいいなと思いながら発券。

10番通路T15⚪︎列。Tブロックなんて聞いたこともないし、チャッピーに聞いても検索しても出てこない。少し不安な気持ちで入場し、係の人へ席を聞いてみると、、、
なんとなんとテーブル付きのクッションシート席!これだけでもかなりテンション上がっちゃいました笑。

スカイテラス席ってゆうらしいです。

真正面ではないのが残念だけど、スペースにかなりゆとりがあってドーム飯も席でゆったり楽しめて最高でした。
救いの音楽
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高校生の時、よくライブに足を運んでいたバンド『ASYLUM』。彼らはトランスレコーズというインディーズレーベルに所属していてわたしはその界隈のライブに足繁く通っていた。
学校も家も地元も大っ嫌いだったわたしにとってライブハウスで音に合わせて身体を揺らしている時だけが本当に本当に救いのだった。
ライブのチケット代と交通費のために勉強そっちのけでバイトした。高校の3年間はほぼライブに行くために時間を費やしていたと言っていいほど夢中になっていた。
高校を卒業し、生活が変わりライブに行くことも自然に減っていってASYLUMのことも忘れていった。
それから随分と時が経って、友達から「ライブハウスでASYLUMのボーカル、Gazelleさんと話したよ!」というメールが届いたのをきっかけに、再びASYLUMの音楽を聴くようになった。
レコードや、友達がダビング(もはや死語)してくれたカセットテープもあるけれど、プレーヤーがなくて聴くことができず、誰かがネットにアップしてくれた音源を探しては聴いていた。
そんな中、ここ数年で、インディーズ時代のアルバムやメジャーデビュー以降の作品がApple Musicで配信されるようになっていた。
リマスターされて再販された名盤『Crystal Days』には、当時の収録曲に加え、ソノシートで配布されたビートルズのカバー曲(たしか豊島公会堂でのライブで配られた非売品)や、貴重なライブ音源、リハーサル音源までも収録されている。
曲を聴きながら、当時のことを思い出したり、公式のYouTubeで最近のライブ映像を観たりして、Gazelleさんの声や歌い方があの頃とまったく変わっていないことに驚いた。
思春期のあのモヤモヤした感情がふとよみがえってきて、なんとも言えない気持ちになった。
しばらくはGazelleさんが体調を崩されていて活動をお休みしていたけど復活したらまたライブに行ってGazelleさん歌声が聴きたいと思っていた。
だけどもう、会えないところに行ってしまった。
ステージの上では妖艶で近寄り難い雰囲気だったけど、笑うと前歯が無かったり、お友達のホコ天のライブにわらじできていたり可愛い一面もある人だった。
さよなら、 Gazelleさん。あの時のわたしを救ってくれてありがとう。
今週のお題「上半期ふりかえり」読書編
年末くらいからずっと電車での移動時間と家での空いた時間をほぼ読書に費やしていました。
最近は読書好きの友人から面白かった小説を教えてもらうことも多く、最後の『グロテスク』以外は全て同じ友人からおすすめしてもらった本です。
同じ児童養護施設で育ち、大人になってそれぞれの人生を歩んでいた優希と二人の少年。あることをきっかけに再び再会したことによって、3人が秘密にしていた事件の真相が暴かれていきます。
物語は終始重々しく進んでいきます。3人がそれぞれ親から何らの虐待を受けており、心の傷を隠したまま、自分をごまかしながら過ごしていたささやかな日常がいとも簡単に壊されていく様は読んでいて絶望感しかなく、とても自分ひとりでは感情を処理できずに友達や旦那にストーリーだの感想だのをやたら話しまくって消化していました。とても重みのある内容の一冊。
読んだことはなくともタイトルだけは聞いたことがあるという方は多いのでは。わたしもそのうちの一人でした。あまりにも有名な作品なのでストーリーは割愛します。
噂には聞いていましたが、主人公の譲治を谷崎潤一郎自身を投影しているのであれば、なるほど、彼がなぜに変態文豪と言われているのかがわかります笑。
耽美小説のはしりとも言われいるようですが、最後の方とかほんとにもう、逆にギャグなのでは?と思ってしまうほど、わたしには刺さらなかったです笑。読み物としてはもちろん面白いんですけど、わたしの感想は譲治もっとしっかりしろーーーー!って感じてす。
- 林芙美子『晩菊』
女中と2人暮らしの50代の独身きんの家に、かつて恋仲だった20代の男性が訪ねてくる一日の物語。
きんはもと売れっ子の芸者で若い頃から美しく、50代になっても美しくあることにぬかりがなく、この日も男が訪ねてくる前に銭湯へいって身を清め、氷で顔をマッサージし、丁寧にクリームを塗り、仕上げに冷酒を煽り色っぽさを演出する徹底ぷり。
男が訪ねてきた後も男の視線が自分の老いに気づいたものだと知れば、自分の部屋へホルモン注射を打ちに行き、男の訪ねてきた理由が金の無心だと知れば、がっかりしつつも負けるまいと気合いを入れるためにヒロポンの飲むという自分自身を鼓舞するあたりは女性としてあっぱれ!と関心してしまう。また同じアラフィフとしてはかなり共感できる部分が多く、今後何度も読み返すであろうと思います。
- 嶽本野ばら『鱗姫』
不治の病に侵されてしまう孤独な美少女のおはなし。少女の他に、美形の兄、美しい未亡人の叔母などが登場し、物語の結末には禁断の愛まで用意されていて、小説というより女の子が一度は憧れるもの満載の童話といった感じ。若干楳図かずおのようなグロテスクさもあるのですが、わたし的にはこちらの方が耽美な感じがいたしました。
- 桐野夏生『グロテスク』
女装家の肉乃小路ニクヨさんがおすすめされていた小説。渋谷の丸山町での連続娼婦殺人事件の被害者、ユリコと和江。 名門といわれるQ女子高出身の2人がなぜ娼婦となり殺されてしまったのか。ユリコの姉であり和江の同級生でもある語り手の"わたし"。そしてもう1人の同級生ミツル。"わたし"からの視点と学生時代の回顧、ユリコと和江それぞれの日記などからストーリーは進んでいきます。
類稀なる美しさを持つユリコの姉であるが故に常に比べらながら育つ"わたし"。学年では常にトップでなんでも器用にこなすことができるミツルですが、彼女も中等部時代に身分の違いによってイジメられていた過去が。中等部出身である者と高校から入学してきた者との間に圧倒的な階級の差に気付かされる"わたし"でしたが、そんなことには気も触れずみんなと同じ扱い受けようとして馬鹿にされる和江。あまりの美しい容姿ゆえ、見た目だけしか必要とされないユリコ。
子どものころから見た目の可愛らしさや美しさで優劣をつけられ、学生時代にはスクールカーストで階級づけされ、社会に出れば女のエリートは煙たがられる。彼女たちが味わったことのある優越や屈辱や劣等は女性なら少なからず共感できると思います。
5冊ともそれぞれ異なる切り口で書かれているので、どれも本当に面白かったのですが、中でも特に面白かったのがこの『グロテスク』です。フィクションではあるものの、1997年に実際に起きた東電OL殺人事件の取材を元に書かれているので、当時の世論や時代背景を知っている世代の方ならより深く読みとくことができるのではと思います。
以前書いて非公開にしていたものを公開しました。





