一生ものを買いました
先日横浜美術館で出会って以来気になっていた佐藤亜土。
70年代パリでは大きな個展も開かれ、国内でもさまざま賞を受賞したり、海外の美術館でもコレクションされているにもかかわらず、ネット上では本当に情報が少ない彼。そんな佐藤亜土の過去に170部限定で制作した版画集『巴里』の一部を手にすることが出来ました!
本当は版画10枚で1セットなのですが今回はその内の4枚だけ。
今でもたまにオークションサイトやフリマサイトで彼の作品が出品されていることがあり、落札価格を見ると3万円から3千円くらいで取引されているようでした。数年前ならこの作品も10枚全部揃った状態で出品されていた方もいたようですが、こればっかりは出会うタイミングの問題で、今回もお気に入りの作家の作品をかなりの破格でお譲り頂けたので出品者の方には感謝しかありません。
赤と青のコントラストが美しい。
一つ一つにナンバリングとサインが入っています。触って見ると指先にざらりとインクの感触。
作品には作家の石川淳の詩が添えられいます。
写真だと見えづらいのですが、赤に黄色のドットの版がしてあります。
あぁ、本当に赤が美しいな。元々赤は大好きな色だけど、ますます赤が好きになるそんな彼の作品。
早くきちんと額装して部屋に飾りたい。贅沢な楽しみがひとつ増えました。
今日はこんな気分。
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