診断結果を聞いてきました。
先日、病院へ検査の結果を聞きに行ってきました。
8月の終わりにあんなことがあったので自分でも忘れかけていたのだけど、大騒ぎになる前の日もう一つ追加でPET-CTという検査を受けたのでした。
このPET-CTという検査、糖の入った注射をして悪性腫瘍が無いかを調べる検査なのだけど、前日からの食事制限が厳しいうえ、注射した後は1時間安静の後ようやく検査。検査後も身体から放射能が放出されているという理由で1時間は帰してもらえないというなかなか大変な検査でした。。。検査に次ぐ検査でここ半年でかなりの量の放射線を浴びているので身体に影響がないのか少し心配。
それはともかく4月からずっと検査ばかりだったけど、ここでようやく一区切り。
で、わたしの診断結果ですが『拡張型心筋症』という病気らしい。でも実はこれ病名であって病名でないとても曖昧な病気なのです。
というのも心臓になんらかの原因があって心臓の機能が低下してしまう病気を総じて心筋症と呼び、原因によって『虚血性心筋症』や『弁膜症性心筋症』といった病名がついたり、またサルコイドーシスという肉芽腫が心臓に出来ることで心筋症を起こしたりとなんらかの原因がある訳ですが、検査によってその原因を消去法で取り除いていったとき、結果として原因がわからない場合『拡張型心筋症』と診断されるらしく、簡単に言えば「心臓の機能は間違いなく低下してる。けど検査しても原因はわからなかった」ということらしいのです。なんとももやもやする結果。
わたしの場合MRIの検査結果が出た時点で、サルコイドーシスが原因による心筋症が疑われていたのですが、その後の血液検査でも心筋生検でもガリウムシンチでも最後に受けたPET-CTでもサルコイドーシスの可能性は無く、またほかに原因も見当たらないとのことで『拡張型心筋症』と診断されたようです。
拡張型心筋症の原因や症状とは?必ずしも重症疾患ではない―専門家のもとで正しい指導を | メディカルノート
残念ながら現在、心筋症は治る病気ではなく『拡張型心筋症』に至っては原因もわからないので、症状によって薬で抑えていくしかない様なのですが、わたしの場合まだ症状は軽く、心臓の働きを助ける薬だけで仕事にも行けているし、日常生活は送れている(但し激しい運動は禁止)ので、あんまり悲観もしていません。
これからどれくらいの速度で病気が進んでいくのかもわからないけれど、それはこれからの定期診断を受けていけば判ることだし、先のことは先になってから考えればいいかなと思って過ごしています。