旅の絵本
画家の安野光雅さんがお亡くなりになりました。
我が家の本棚にも何冊か安野さんの絵本があり、1番古いものではわたしと弟が保育園に通っていた頃、福音館書店の定期購読で買った『ふしぎなえ』。安野さんの絵本はお子さんがいる方なら一度は手にしたことがあるのではないかと思います。
数年前には母や子どもたちと展覧会にも行きました。
そんな数ある安野さんの絵本の中でも代表作といえるのが『旅の絵本』シリーズではないでしょうか。
この絵本に出会ったのは大人になってから。まだ子どもたちが小さかった頃、よく図書館に絵本を借りに行っていました。子どもたちが夢中になって絵本を探している間、わたしも自分が子どもだった頃に読んだ絵本を探している時に初めて手にしました。
緻密で美しく、優しくてノスタルジック。一気に引き込まれました。
それ以来図書館へ行くたびに1冊づつ眺めていくのが楽しみになりました。
話がちょっとが逸れますが、charaさんの曲に『うつくしい街』というのがあります。ピアノとベースがメインの『うつくしい街』というタイトルにぴったりなとてもうつくしい曲。
二人の出す手にかざってよ
街よ つつまれてこの愛に
雨よ育てよ明日の平凡を
光の和をこの街に
引用:chara うつくしい街
勝手なわたしの中のイメージだけど、『旅の絵本』を歌にするならきっとこんな感じ。
おうちにも数冊づつ揃えていきたいと思いつつ、実はまだ1冊も持っていない。。。いつか大人買いしたいなあと思うのでした。